Greeting

院長挨拶

はじめまして、
院長の伊藤豊根と申します。
小学生の頃、帰宅すると歯科技工士の祖父の仕事場に行き技工を見るのが好きでした。溶かした赤いロウの上に歯を並べどんどん完成する入れ歯、ロールと呼ばれる機械を手で回し金属を延ばし、鉛に歯型を打ち付け作る銀歯。職人の祖父の手から生まれる「歯」をずっと不思議な気持ちで眺めていました。
時々となりの診療室から「ちょっと来て」と祖父が呼ばれ、歯科医師の父と二人して口を開けた患者さんの前で話し合っている姿をわずかに開いた扉の隙間から見つめていました。戻ってきた祖父は「歯の傾きをほんの少し直すだけで自然な口元にみえるよ」と話してくれたのを覚えています。現在通っている患者さんのお口の中にも祖父が作り父がセットした銀歯に時々出会います。お聞きすると「お父さんに50年前に入れてもらったかなあ」と話されます。その銀歯は今ではすでに過去の技術となっていますが、いつの時代でも古いものが悪いのではなく、しっかりとした技術や誠意ある治療をすればよい結果が生まれると考えます。

常日頃より勉強会や学術講習会に参加し歯科医療の研鑽に努めてまいります。私はできない治療を背伸びして無理に行うこといたしません、新しい技術を学びつつも患者さんの立場に立ち、気持ちを理解して最善の選択をできるよう「名医よりも良医」の精神を忘れずにこれからも努力してまいります。

 

 

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いとう歯科医院
院長 伊藤 豊根